風水で幸せになれる土地探しを…
「風水は土地選びから」は、「占い」や「迷信」だと思われがちな風水を、統計学、環境学の観点から紹介することで、風水で土地を探す皆さんの、家族が笑顔で過ごせる家づくりのお手伝いをすることを目的とした株式会社もくもく村がお届けするメディアです。

風水の観点から、運気アップが期待できる土地には、いくつかの共通点があります。
一つは「朝日が入る土地」であること。風水では東に川が流れている土地が吉相としていますが、これは朝日が昇る方角には高いものがないという意味も含まれています。
二つ目は「四角形の土地」。八方向からの気の流れをバランスよく受け止める形状だからです。
そして三つ目が、海岸や沼や沢などの「埋立地ではない」こと。土地の持つパワーも重要で、埋立地はその力が弱いとされます。
運気が上がる土地の条件を確認する
逆に、風水的によくない土地(運気が下がる土地)とは、どのような土地でしょうか。それは、運気が上がる土地に反する条件の土地ということになります。
まず、「日当りや風通しが悪い」ところ。太陽からのエネルギーを得にくく風通しの悪い土地は”よい運気”が集まりにくいのです。「変形地」も、八方向から流れる気のバランスを崩すため、よくありません。
また、「周囲より低い土地」も凶相。ジメジメと湿気がこもりやすいので、健康や家の状態にも影響を与えると考えられます。
運気を下げる土地の条件を確認する監修紹介
風水の家づくり専門家・NPO法人「幸せな家づくりの研究会」理事長 山根維随氏
「家族を守る家」のつくり方をアドバイス

NPO法人「幸せな家づくりの研究会」
理事長 山根 維随
NPO法人「幸せな家づくりの研究会」理事長を務める山根氏は、風水の家づくり専門家としても活躍。風水の観点を採り入れた土地探しや家づくりにおけるアドバイザーとして、多くの施主から好評を得ています。山根氏が講師を務めるセミナーでは、土地の相談も受け付けています。
シックビル症候群の経験を持つ山根氏が、ビルや工場の空調および室内環境の改善を目的とした株式会社アンジ(現・株式会社アンジコア)を設立したのが1985年。その後、一般住宅でもシックハウス問題に悩む方が多いことから、住宅業界に進出。健康住宅のログハウス、化学物質を一切用いない無添加住宅などの開発に注力しています。
風水で気になる土地の形まとめ
昔の人は、目には見えない「気の流れ」というものを重視して、自分たちが暮らす土地を探していました。
風水でも、気の流れは重要なポイント。気は東西南北、さらに北東、南東、北西、南西の八方向から流れてくるとされます。その気をバランスよく受け止められる土地の形状が「矩形(四角形)」としています。
逆に変形地は、バランスが悪いため運気を逃すというのが風水の理論。それでは、次の形状の土地は吉相?それとも凶相?
台形の土地は四角だけど風水的にどうなの?

台形も四角形の一種。風水で吉相とされているのは四角形なので台形も吉相なのでしょうか。台形といっても、三角形に近い尖った土地もあります。こうした土地でも吉相でしょうか?風水の教示をチェックしましょう。
張りや欠けは土地でも問題がある?

日本で生まれた家相では、「張りは吉相、欠けは凶相」とされています。この教えは、風水でもほぼ同じ。地相も原則として張りは吉相で、欠けは凶相です。ただし、方位によっては「張りでも凶相」になることもあるので注意。その方位とは?
旗竿地ってどんな土地?風水的には?

竿の付いた旗(L字)のような形状をした土地が、都市部を中心に多く見られます。建物を建てるところは旗の部分。そこは四角い土地が多いですが、旗竿地は風水では吉相でしょうか?旗竿地に住むメリット・デメリットとあわせてお伝えします。
風水では三角の土地って良くない?

Y字に別れる道などにみられる三角形の土地(三角地)。気をバランスよく受け止められないため、風水では三角形の土地は、よくないといわれます。三角地に住むことになった場合、風水の正しい対処法を含め説明します。
三角がダメなら多角形の土地も良くない…?

風水では基本的に「四角の土地はよく、変形地はよくない」と考えられています。そのため、五角形や六角形のような多角形の土地は凶相とされ、家を建てることは適していません。
また、そもそも多角形の土地は、土地の中で余分なスペースができやすく、効率的に土地を利用しにくいのも懸念点です。どうしても気になる土地がある…という場合は、まずは専門家に相談してみると良いでしょう。
扇形の土地は三角っぽいからダメなの?
多角形同様に、扇形も四角形ではありません。そのため、風水の観点ではあまり良い土地とはいえません。
加えて扇形は三角形と同様に、先端で尖った部分があります。この尖った部分が槍などの武器を連想させ、近隣住民との関係に影を落とす恐れがあるともいわれています。
風水的に見た扇形の土地について、より詳しい話や対処法をまとめています。
風水で気になる土地の場所まとめ
風水で重視される「気の流れ」は、土地の形状だけで決まるものではありません。山や川、高台や崖、道など、土地の周辺環境にも強い影響を受けるものです。
よい気が集まるところは、なんとなく「居心地がよい」と感じるものです。だから、昔から人々が自然と集まり住んでいるところには、よい気が流れているといわれます。
そんな土地も、統計学で解明するのが風水。なぜ人が集まるのか、あるいは住まないのか。次のような条件の土地について、先人たちの分析結果をお伝えしましょう。
川や池などの水が近くにある土地ってどう?

水の流れも、風水では重要なポイントです。川は、中国の風水では、「金運がアップする」としてよいとされてきました。しかし、水害の多い日本で、川の近くは吉相というのは本当に正しいのでしょうか。改めて風水で水を問い直します。
神社・寺が近くにある土地は守られて安心?

神社や寺は、エネルギーが高い場所といわれます。そこに隣接する土地で暮らせば、ご利益があるかもしれない…とお考えの方へ。実は、神社や寺の近くは風水の観点でいうと判断が難しいのです。なぜ、よくない土地の場合があるのかをお伝えしましょう。
お墓の近くは風水でも凶相?

急速に発展した都市では、墓地の近くにも多くの土地が売り出されています。イメージしただけでも不気味で、あまり近づきたくないお墓の近く。お墓の近くは風水でも凶相です。そんな土地に住んだ場合の対処も紹介します。
山の近くは吉相?凶相?

風水では、山には龍が住んでいるといわれます。その龍がよい気をもたらすため、山の近くに住むことは吉相というのが風水の考え。ただし、山の近くでも住んでいいところと、いけないところがありますから、注意が必要です。
風水で土地内のいいもの、いけないもの

日本庭園のように、庭に池や木を設けようと考えている方も多いのではないでしょうか。風水には、敷地内に設けてよいもの、よくないものについての教えもあります。方位も関係してきますので、庭のプランニングをする前にチェック!
接する道路の方位や数も風水では重要!

陰陽道でも道は陽。道は気を運んでくるものといわれます。ただし、接している道の数や方位など、風水では「土地と道路の関係」について事細かな教示があるのです。具体的に、どんな接し方をしている土地ならよいのでしょうか?
角地が吉相というのは本当なの?

新しく販売されている分譲地では、角地が人気。特に南東の角地は、すぐに売り切れるとことが多いようです。風水でも角地は吉相といわれますが、場合によってはよくない角地もあるようです。そのポイントをお伝えします。
風水では凶相!T字路突き当りの対処法とは

道路の形状も、風水では重要な要素です。T字路や袋小路の突き当りにある土地は、「気がぶつかる」として、よくないところだといわれます。こうした土地を購入した場合の対処法についても、お伝えします。
カーブの外側は凶相、では内側は吉相?

道路のカーブが始まるところの先に、家が建っているというケースは、日本中で見られるでしょう。そこは、交通事故の要所でもあります。風水でもカーブの外側は凶相です。では、カーブの内側なら安泰なのでしょうか?
高級住宅街が集まる高台は良い土地?

風水では「よい気は高いところに集まる」とされており、高台の土地に住むことは良いと考えられます。少し想像すれば分かりますが「よい気が集まるところは、多くの人にとって住み心地の良い土地だから」です。
ただし、高台ならどこでもよいというわけではなく、環境によっては凶相となるような土地もあります。凶相の高台の特徴とは?
四方をビルに囲まれている土地に問題は?

四方を高い建物に囲まれている土地のことを、風水では「四害殺(しがいさつ)」といいます。必然的に周りから見下ろされることになり、それは気の流れにも悪影響を及ぼします。そのため、四方を高い建物や電柱などに囲まれた土地はおすすめできません。
既に土地を購入されている場合、建てる住まい次第では気の流れを良くすることができます。早めに専門家に相談したほうが良いでしょう。
北側の土地に家を建ててもいいの?
なんとなく、北側の土地は風水的に良くないと思っている人も多いのではないでしょうか。住宅の日当たりは、建物が向いている方角によって決まるため、一般的に南向きの部屋の日当たりが良いとされています。
しかし、風水的に考えると「北側が悪い」とは一概には言えません。それぞれの方角には、それぞれの役割があるのです。北側はどのような意味があるのでしょうか?
井戸がある土地…風水的に見た影響は?
井戸そのものは問題ありません。問題になるのは、その位置や方位です。方位によっては運気がアップしますが、凶となる方角もあります。
また井戸には「水神様」が宿るので、安易に埋めてはいけません。もし井戸を埋めるなら、専門家と相談のうえ、神主さんを呼んでお祓いの儀式を行うことが重要です。
高台が良いなら低い土地はダメ?
風水では、低い土地は良いエネルギーも悪いエネルギーも集まってしまうという考え方があります。加えて低い土地は水はけが悪く、陰の気が多くなる傾向があります。
陰の気が多い場所には、陰の植物も多く自生するため、陰のスパイラルに陥る可能性もあります。やはり高台と比較すると、低地は良い場所とは言えないのでしょうか?
近くに工場がある土地はどうでしょうか?
このサイトを監修している風水の専門家・山根先生は、空気や水がキレイな土地に住むことを勧めています。空気や水は、生きてくうえで重要なもの。それらが濁っていれば、不調をきたす可能性が高いためです。
工場の近くは、煙や排出される空気などの影響をどうしても受けてしまいます。工場の規模や種類によって影響力は全く異なるため、事前にどのような工場か調べたり、専門家に相談したりすることが大切です。
近くにゴミ集積場があるんですが大丈夫?
ゴミ集積場が近くにあるような土地は、異臭がしやすい環境のため、キレイな空気を吸うことができません。たとえ鼻が異臭に慣れたとしても、体調面への影響がなくなるとは限りません。
こういった影響は気の流れにも影響を及ぼし、健康運や金運など、あらゆる運が下がってしまう恐れもあります。どうしてもその土地しかない場合、風水の専門家に相談して気の流れを良くするための工夫を施す必要があります。
線路沿いの土地は風水的にも良くない?
騒音や振動などの被害が懸念される線路沿いの土地。結論から言うと、風水的にも良くありません。
線路は川や大河とみなされ、たくさんの気を運んでいます。そこには、よい気も悪い気も含まれています。それらの影響をダイレクトに受ける線路沿いの土地は、大切なマイホームを建てるには向いていません。気になる土地がある場合は、専門家の意見を聞いたほうが良いでしょう。
庭に大きな木があっても大丈夫?
マイホームを建てた記念、自然を身近に感じたい…そんな思いから庭に木を植える方がいらっしゃいます。でも、敷地内に家より高い木があるのは風水的によくありません。その木自体が住まいの主(あるじ)になってしまうからです。
また周りを木に囲まれた土地も、気がよどみやすいため避けたほうがよいでしょう。次のページでは専門家の意見を踏まえながら、より詳しく解説していきます。
空き家のそばの土地は問題あり?
空き家の前を通ると、じめっとした印象を受けたことはありませんか?そのイメージ通り、住む人がいない空き家は空気が循環することがなく、良くない気がこもりがちです。良くない気は悪いエネルギーとなり、周囲にまで影響を及ぼしてしまいます。
また割れ窓理論という考え方もあるように、風水以外の視点から見ても空き家のそばは推奨できません。

風水セミナーが受けられるもくもく村に行ってきました!風水というので、シンプルなお家だったりちょっと古いデザインなのかな?と思っていたら、とっても洗練されたお洒落なモデルハウスがたくさん!人気のナチュラル系からシンプルモダンまで。ログハウスのイメージも変わります!
もくもく村に行ってみて風水を感じる
風水という一見現実的ではないものを、土地の構造や家の構造と絡めてお話いただくことで、風水がとても身近に感じるセミナー。かと思えば、お金のこと、ローンのこともしっかり、これから家造りを始める人にもわかりやすいように丁寧な説明がありました。家づくりのすべてがわかります。
もくもく村で風水セミナーを体験!土地を風水鑑定したい!
気をつけることとは?

「知識があれば誰でもできる」と風水を独学で学び、土地を選んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、風水はそんな甘いものではありません。方位、周辺環境、家族の誕生日などを含む膨大な情報のなかから、自分にとって最適な土地を見つけるのは、至難の業です。 そこで登場するのが、風水鑑定士。豊富な知識と経験、ノウハウをもとに、土地や間取り、引っ越し日に至るまでの風水的に最適な解を提案してくれます。
風水と方角の関係性とは?
どの方角がいいの?

風水といえば、誰もが知っている要素が「方角」でしょう。インテリア風水では「西に黄色の置物があるとよい」などといわれますが、統計学からみた風水(地相)の場合、それぞれの方角には論理的に説明できる意味があります。 陰陽道でよく知られている「鬼門(北東)」や「裏鬼門(南西)」にも、それなりの理由があるのです。 ここで改めて、風水と方角の関係や、よい土地の選び方について学んでおきましょう。
風水と土地の関係~地相の歴史を知る~
風水は、老子を祖とした「道教」の流れをくむ古代中国発祥の教えで、日本には平安時代に伝わったといわれています。 中国では、現生の人が住む家を「陽宅」、先祖が住む家(墓)を「陰宅」という考えがあります。風水は、家や墓を建てる際に縁起の良い「土地探し」を教えるものとして広まっていきました。
現在、日本で流行している風水は「占い」や「迷信」が強い傾向があります。 しかし、本来の風水は先人たちの経験をもとに「よい土地の探し方」を後世に伝えるための教示。長年の経験から統計学的に「この土地に住めば安泰」という土地を分析し、また周辺環境から「この土地に住むのは危険」という環境学の見地からもはじき出した、土地探しのバイブルといえます。単なる迷信ではない、論理的に解明されたものが「本当の風水」なのです。
風水には「四神相応の地」といわれる、風水的にベストな土地の条件があります。 その一説に「北には山があり、南は開けている」とあるのですが、これにも理由があります。北に山などの高いものがあれば、冬の強い北風を防げます。一方の南の土地が開けていれば、日当りがよい土地になるのです。 風水に興味のない人は「迷信」としか捉えられない一説にも、一つひとつの教示には必ず意味があり、それに反するとよくないことがあっても当然だといえるのです。風水は「信じる」ものではなく、「教えを乞う」という姿勢で触れるのが大切ではないでしょうか。
もくもく村(株式会社アンジコア)

https://www.mokumoku-mura.com/
株式会社アンジコアは、健康で幸せな家族のための家には風水も重要であると、風水を用いて設計した家づくりをしています。そして、「もくもく村」は、健康住宅に特化した住宅展示場としてつくられました。場内には、正倉院の校倉造をモチーフに調湿機能や耐久性の優れたログハウス、漆喰や無垢など天然素材のみを使用した風水設計の無添加住宅など6棟を展示。豊かな自然に囲まれた環境で、自然素材が持つ心地よさやカタログでは伝わらない魅力など、リアルに体感できます。
「もくもく村」が森のなかに作られた理由は、化学物質を多用する家づくりに対する疑問が根底にあります。安価で建築期間も短くなる工業製品が多用される中、こうした家で暮らした方には、シックハウス症候群に代表される健康被害に悩んでいる方もいます。もくもく村は、自然素材の持つエネルギーを通じて「健康で幸せな家族の在り方、暮し方・住まい方」を提案したいという想いから、1999年に設立されました。
また、もくもく村があった場所は、以前は産業廃棄物で埋まった谷でした。土地としては「穢れ地」であったものの、風水的に良くなるのではと土地の改良を決断。その結果、きれいな草花が咲きモグラが住む「いやしろ地」へと生まれ変わらせることに成功したのです。
現在は、6棟のモデルルームのほか、子どもたちが自然のなかで遊べるアスレチックや遊歩道、園内で採れた野菜を使ったレストランなども完備し、週末を中心に多くの方が訪れています。