扇形の土地は三角っぽいからダメなの?
デッドスペースの有効活用法を考えたい扇形の土地
比率としては決して多いわけではないのですが、分譲地の中には、扇形または扇形に近い形状をした土地が販売されていることもあります。四角形の秩序ある形状の土地に比べ、やや安価になる傾向もあることから、あえて扇形の土地を選ぶ施主もいる模様です。
扇形の土地に家を建てることは、もちろん不可能ではありません。しかしながら、一般に建物は四角形を前提としているため、どうしても土地にデッドスペースが生まれてしまうことも事実です。
土地の形状に合わせて、V字型の家を建てる事例も見られますが、イレギュラーな設計の家を建てると費用が高額になります。そうなると、せっかく安く土地を買った意味がなくなるでしょう。
家を建てる前提で扇形の土地を検討する場合には、デッドスペースの利用方法や総合的な費用の問題などを、慎重に考えるべきでしょう。
扇形のメリット・デメリット
扇形の土地のメリットは、変形土地であるという点から、比較的安く購入できるという点です。住宅とは別で生まれたスペースを、庭や駐車場などとして上手に利用している方もいます。
一方でデメリットは、やはりデッドスペースが増えてしまうという点。デッドスペースを上手に使いこなす予定があれば良いのですが、無計画に扇形の土地を購入すると、そのスペースの使い方に困惑します。形状の秩序のなさが遠因となり、自宅前での思わぬ事故などに遭遇する恐れもあるので注意してください。
一般的な風水から見た扇形の土地は?
他ページでも繰り返し説明しているとおり、風水が理想とする土地の形状は、四角形です。よって、家やお店を新築する際に、あえて扇形の土地を選ぶことはおすすめできません。
扇形は三角形と同様に、先端で尖った部分があります。この尖った部分が槍などの武器を連想させることがあり、近隣住民との関係に影を落とす恐れがあるとも言われています、
もとより三差路の先端にある扇形の土地の場合、土地の形状がからんだ自動車事故の発生率が上がるとされています。日常生活の安全性を保つ意味においても、扇形の土地は、特別な事情のある場合を除き、積極的にはおすすめできません。
扇形の土地を購入した際の対処
具体的な対処法は3つ。1つ目が土地を手放して転居する方法、2つ目が土地を部分的に売って四角形にする方法、3つ目が土地を買い増して四角形にする方法です。
しかしながら、これらいずれの方法も、あまり現実的ではないかも知れません。風水の観点で考えれば、土地の角に水晶などグッズを置いて気の流れを良くする、という対処法となるでしょう。
ただし、グッズの選び方を間違えれば、逆に運気を悪化させてしまうこともあります。素人判断ではなく、専門家のアドバイスのもとでグッズ選びをするようにしてください。
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監修紹介
NPO法人「幸せな家づくりの研究会」理事長 山根 維随
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もくもく村創始者
NPO法人「幸せな家づくりの研究会」
理事長 山根 維随
自身のシックビル症候群の経験から、住まいと健康との関係に興味を抱き、住宅事業に参入。化学物質による健康被害のリスクが少ない、自然素材の無添加住宅を提案しています。実体験で感じた、「家族が幸せに暮らすには、風水を取り入れることも大切」という考えのもと、風水の観点から見た土地の鑑定を含めた、「良い土地」探しから請け負い、「家族が幸せになれる家」のプランニングまで総合プロデュースしています。
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