神社が近くにあるのですが大丈夫でしょうか?

神社の側、風水の家づくり専門家の意見は「角度や高さによるのでぜひ相談して欲しい」

山根先生のお話
神社や寺の近くの土地は気をつけなければならない要素がたくさんあります。
まず、神社や寺の真正面の土地は、過去に参道であった可能性も高く、よろしくない。また、寺の場合は、墓や霊園が近くにあるでしょうし、墓地・斎場・火葬場などは、陰の気が放たれているため、おすすめできません。
神社は良いが、先程もいったとおり、真正面は良くないし、見下ろす高さは良くないなど、位置関係がもちろんある。また、きちんと祀られなくなって、荒れている神社なども要注意。
気になる土地がある場合は、ぜひ相談していただきたい。
近くに神社や寺がある土地、風水では?
神仏を祀り祭事や祈りをささげる神聖な場所であることから、神社や寺はエネルギーの高い場所とされています。最近では、パワースポットとして有名な神社や寺も多いようです。
こうした場所の近くに住めば、運気のアップや何らかのご利益が得られるとイメージしがちですが、風水で神社や寺の近くは注意しなければいけない土地の一つとされています。
特に門に向かい合うような場所にある土地は、神気の影響を受け「財を失う」「安泰ではない」とされますので、避けたほうが無難でしょう。
それにしても、ありがたい場所の近くなのに、風水ではなぜ避けたほうがよいのでしょうか。
東か南に神社がある場合は注意
神社の場合、自分の住む土地から見て、それがある方位によっても異なります。
風水では太陽の昇る方位、つまり東は開けていたほうがよいとされます。朝日が運気をもたらし「何事もうまくいく」と考えられるためで、土地の東側は低いほうが吉相です。
反対に西は太陽が沈む方位で、エネルギーを奪われるということから、高い山などがあるとよいとされます。
また、南北も「北に山、南は平地の土地が吉相」といわれます。これも太陽と関係があり、南に低い土地があれば日光を採り入れやすく、そのエネルギーが出ていく方位が北となることから、山など高いものが守ってくれると考えられています。
東と南は低い土地、西と北は高い土地。風水では、これが理想的な土地なのです。
神社は高い山と捉える
神社はエネルギーの高い場所であることから、高いものとして捉えることができます。
物理的に社殿の高さや標高は関係なく、「神社のあるところは高い山と同じ」と考えるわけです。
神社が自分の土地から見て、東や南の方位にあると太陽のエネルギーを取り入れにくくなります。そのため、「ポジティブに考えられなくなる」「先の見通しが立たない」といった影響が出てきます。
西や北に神社があれば、「金運がアップする」「万一の時に助けてくれる人が現れる」と吉効果が期待できるとされます。
購入を検討している土地の近くに神社がある場合は、どの方位に位置するかを確認してみましょう。
寺の近くは運気が逃げやすい?
寺の近くにある土地の場合、方位に関係なく「健康運に影響が出る」「人付き合いが悪いなど対人関係に問題が生じる」などといわれます。
とりわけ葬儀などの法事を行う寺の近くは、陰の気が漂いやすいとされます。大きな寺に隣接している土地の場合、窓を開けると線香のにおいが部屋中に充満することも考えられます。
また、法事は御霊を供養するものですから、近くに暮らしても運気アップが期待できるとは考えにくいでしょう。大切な人を失うとも捉えられ、家族に不和を招くともいわれます。
さらに、寺の境内に墓地があるところもあります。墓地の近くも悪い運気が滞りやすい場所ですから、避けたほうが無難です。
寺と同じく、葬儀場や火葬場が近くにある土地も、検討し直したほうがよいといえます。
神社や寺が近くにある土地の対処
神社は、自分の土地からの方位が大きく影響しますので、北または西にある土地を選びましょう。
やむを得ず東または南の土地に住む場合、また正面に神社の鳥居や参道がある場合は、神気の影響を受けにくくするために対処します。例えば、敷地の境界にフェンスや生け垣を設置する、玄関は神社と向き合わないほうに設置するなど、外からの気が入ってこないようにするのがよいです。
寺の近くの場合も同様に、悪い気が敷地内に入ってこないよう対処します。寺があるほうに、花を植えるのも一手。花が悪い気を浄化して良い運気にしてくれるといわれます。
木を植える際は、低木のものを選びましょう。家よりも背が高くなるような木は、幸せのエネルギーを吸い取ってしまうとされ、あまりよくありません。管理のしやすさという観点からも、低木の樹木を選びましょう。
地域によっては、神社や寺が密集している地域もあります。こうしたところでは、自分の土地だけでなく地域全体での対処が必要になりますから、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
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監修紹介
NPO法人「幸せな家づくりの研究会」理事長 山根 維随
「家族を守る家」のつくり方をお教えします

もくもく村創始者
NPO法人「幸せな家づくりの研究会」
理事長 山根 維随
自身のシックビル症候群の経験から、住まいと健康との関係に興味を抱き、住宅事業に参入。化学物質による健康被害のリスクが少ない、自然素材の無添加住宅を提案しています。実体験で感じた、「家族が幸せに暮らすには、風水を取り入れることも大切」という考えのもと、風水の観点から見た土地の鑑定を含めた、「良い土地」探しから請け負い、「家族が幸せになれる家」のプランニングまで総合プロデュースしています。
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もくもく村(株式会社アンジコア)

https://www.mokumoku-mura.com/
株式会社アンジコアは、健康で幸せな家族のための家には風水も重要であると、風水を用いて設計した家づくりをしています。そのアンジコアが運営する「もくもく村」は、「健康で幸せな家族の在り方、暮し方・住まい方」を提案したいという想いから設立された、健康住宅に特化した住宅展示場です。場内には、天然素材のみを使用した、風水設計の無添加住宅など6棟を展示。漆喰や無垢、その他の自然素材が持つ心地良さを体感できます。
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