運気が上がる土地とはどのような土地?
風水の家づくり専門家が考える運気の上がる土地とは?

山根先生のお話
いい土地ってどんな土地でしょうか?
私たちは、日々の利便性にばかり気を取られがちですが、大切なのは、その土地が健康で安全に暮らしていけるのかどうかなのです。
- 昔から人が住んでいるところはいい土地であること(埋立地などではない)
- 朝日が入る土地であること
- 正方形または長方形の土地であること
基本となるのは上記のようなことですが、そうでなかった場合、もう諦めるしかないのでしょうか?いいえ、株式会社アンジコアが運営する住宅展示場「もくもく村」はもともとは「穢れ地」でした。私はそれを土地改良をし、今では癒やしの土地へと変貌させました。ぜひ、ご相談ください。
一般的に風水で良い地相と言われている条件3つ
風水の観点から、運気アップが期待できる地相とは、どのようなところなのでしょうか。
一般的に運気が上がるとされる風水の大前提を、いくつかご紹介しましょう。
朝日が入る土地が良い
風水において「太陽の光」は、大切な要素の一つです。太陽の光は、力をみなぎらせ活動的にしてくれます。太陽の光を浴びると気持ちよくなるのは、太陽からエネルギーを授かっているから。とりわけ、東側が開けて朝日が差し込むような土地に住めば、朝日の運気が「絶え間なく働ける」「万事うまくいく」「健康運がよくなる」などのエネルギーが与えられ、よいことがたくさんあるとされます。
逆に、西日が入る土地は注意。太陽が沈むとエネルギーが失われるといわれます。夏の強い西日は室内を暑くさせ元気を失わせます。太陽の光が入りやすい東から南向きの土地を探しましょう。
矩形(四角形)の土地が良い
変形していない、四角形の土地は吉相。風水では、気の流れが大きなポイントです。気は八方向から、それぞれ異なる性質のものがやってくるといわれます。それをバランスよく受け止められ、末永く幸せになれるとされる土地の形が、長方形や正方形などの四角形です。四角形の土地なら、重心がとれてバランスのよい四角形の家も建てやすく、無駄なスペースも生みません。風通しもよく湿気による害からも家を守れます。
これに対し、三角形の土地(三角地)や旗竿地、欠けのある土地といった変形地だと、八方向からの気をバランスよく受けられず、気の流れが乱れます。特に三角地は、風水では凶相。その上に三角形の家を建てると大凶相です。
埋立地ではないのが良い
よい気は、土地からも受けられます。山や川などから流れてくる気が集まる場所のことを、風水では「龍穴(りゅうけつ)」と呼ばれます。ここに住めば、「子々孫々まで健康に暮らせ、一家の繁栄が期待できる」とされる、風水的には最高のポイント。龍穴は、山裾や高台に多くあるとされます。
一方で海岸部の埋立地などは、土地が持つ力が弱いところ。大きな地震が起きると地盤沈下や液状化が起きやすいように、土地として力を持たせるには相当な改良が必要です。海岸だけではなく、沢や沼などを埋め立てて造成した新興住宅街も注意。新しい分譲地では、土地の履歴をしっかり調べましょう。
風水的によい地相を選ぶと、どんな恩恵があるの?
「風水的によい土地で暮らせば、人生がバラ色になる!」
風水は占いと思っている方にはオーバーに聞こえるかもしれませんが、実際にそうした事例はいくつもあります。
ここでは風水的によい土地へと改善し、運気が上がったAさんの事例を紹介しましょう。
凶相の土地に住んでいたAさんのケース
Aさんが以前住んでいた家は、30年前に新興住宅街として造成された一戸建てでした。その街は日当りもよく緑も多くて、誰もが憧れるような土地。しかし、Aさんの家はなぜか日当りが悪く、とりわけリビングがとても暗く感じていたようです。
家にいても落ち着かない。いつしかAさんは、何かしら外出の用をつくっては家を離れるようにしていました。
そんなある日、Aさんの奥さんが体調を崩して倒れてしまいます。回復しては入院の繰り返しで、体調はどんどん悪くなっていく一方。Aさんは風水を信じる方ではなかったのですが、さすがに何かあると思い、風水の理論を採り入れた家づくりを勧める「もくもく村(株式会社アンジコア)」の風水の家づくり専門家である山根先生に相談をします。
実は、風水的に見てもAさんの家は凶相でした。特に玄関は、奥さんにとってよくない方向。日当りの悪いリビングも、問題がありました。
風水の家づくり専門家は「このままでは、奥様はもっと体調がひどくなる」と、統計学的な風水の理論でAさんを説得。ちょうど建て替えを検討していたAさんは、風水を採り入れた住まいにリフォームすることを決めました。
吉相の土地に改善して体調が回復!
リフォームする住まいは、Aさん夫妻の希望やライフスタイルを考慮したうえでプランニング。建坪面積は以前とほぼ同じでしたが、今までなかった花壇を設けました。風水では、花は悪い気の流れを中和するとされ、元気なエネルギーを授けるとされます。
こうしてAさんの希望通り、室内の明るい家が誕生。吉日を選んで引き渡しとなりました。
すると、あれだけ苦しんでいた奥さんが、みるみる体調が回復していったのです。顔色もよくなり、エネルギーに満ちあふれるようになりました。
また、以前は居心地の悪さから外出ばかりしていたAさんも「とても居心地がよくなった」と、以前よりも家にいる時間が長くなりました。
新しい家では、Aさん夫妻の息子と奥さんの母親も一緒に暮らすようになりました。息子は心に余裕ができたと語り、以前は嫌いだった猫を飼って、一緒に過ごすようになったそうです。
また、奥さんの母親も80歳を超えても元気に。庭の手入れに勤しみながら、大好きな野球中継を明るいリビングで見ているとのこと。
「はじめは風水を信じていなかったのですが、妻の体調が悪くなった理由など、整然とした論理があって、納得のうえで建て替えができた。居心地がよく、終の棲家として最高の家に住め、とても満足している」とAさんは、幸せな表情で語ってくれました。
風水で一般的に良いと言われている地相とは?
上で紹介したケースは、風水の観点からはよくない土地を改善し、いい土地へ生まれ変わらせた実話です。
このように、悪いといわれる土地でも対処することで、よい気の流れを生み末永く幸せに暮らせる家が建てられることもあります。
では、風水で一般的に「よい土地」といわれるところは、どんな土地なのでしょうか。実際のところをふまえて紹介します。
台形の土地
台形も四角形の土地で、風水的にはよいとされています。ただし、あまりにも変形した形だと悪くなることも。台形の土地の注意点や風水による対処を案内します。
張りのある土地
家相では「張りは吉相、欠けは凶相」といわれます。風水も、原則としては家相と同じです。しかし、方位によっては張りが凶相になることも。
水が近くにある
一般的に川の近くの地相は吉相とも凶相とも言われています。しかし、昨今の川沿いの災害を見ていると安心してはいられません。
山が近くにある
風水では「家の後方に山があると吉相」とされています。後ろ盾となってくれる山があることで、安定した暮らしができるようになるといわれます。
道路に接している
道路は幸運を運んでくれる?とりわけ西側に道が伸びていると、にぎやかな家庭をつくれるといわれます。ただし、道路が運んでくるのは幸運だけではないようです。
角地
不動産業界でも「南東の角地」は人気で、価格も高い傾向にあります。しかし、意外と売れ残る土地が多いのも角地。風水的にはよくない角地もあるようです。
カーブの内側にある
カーブしている道の外側は危険ですが、内側には気がたまりやすいことから問題ないと、風水の本などには書かれています。だからといって、必ずしも安泰とは限らないケースも。
監修紹介
NPO法人「幸せな家づくりの研究会」理事長 山根 維随
「家族を守る家」のつくり方をお教えします

もくもく村創始者
NPO法人「幸せな家づくりの研究会」
理事長 山根 維随
自身のシックビル症候群の経験から、住まいと健康との関係に興味を抱き、住宅事業に参入。化学物質による健康被害のリスクが少ない、自然素材の無添加住宅を提案しています。実体験で感じた、「家族が幸せに暮らすには、風水を取り入れることも大切」という考えのもと、風水の観点から見た土地の鑑定を含めた、「良い土地」探しから請け負い、「家族が幸せになれる家」のプランニングまで総合プロデュースしています。
山根氏が講師の家づくりセミナーは、風水だけではなく、素材の話から住宅ローンの話までの充実した内容を無料で聴講できる人気のセミナーです。
もくもく村(株式会社アンジコア)

https://www.mokumoku-mura.com/
株式会社アンジコアは、健康で幸せな家族のための家には風水も重要であると、風水を用いて設計した家づくりをしています。そのアンジコアが運営する「もくもく村」は、「健康で幸せな家族の在り方、暮し方・住まい方」を提案したいという想いから設立された、健康住宅に特化した住宅展示場です。場内には、天然素材のみを使用した、風水設計の無添加住宅など6棟を展示。漆喰や無垢、その他の自然素材が持つ心地良さを体感できます。
風水の理論を取り入れた住まいも、こちらの展示場で体感できます。
モデルルームのほか、子どもたちが自然のなかで遊べるアスレチックや遊歩道、園内で採れた野菜を使ったレストランなども完備し、週末を中心に多くの方が訪れています。