T字路の突き当りにある土地はやはり良くないの?

T字路の突き当り(路殺)、風水の家づくり専門家の意見は「絶対にいけません」

山根先生のお話
道路は色々な人が行き交う場所で、色々な性質の気も流れています。道路は川や線路と同じで、いい気も流れていますが、悪い気も流れています。悪い気は真っすぐ進みますので、そのぶつかるところがT字路の突き当りになります。
風水を絡めず考えても、最近、老人の車の運転で起こりうる事故は、T字路の先にある店舗であるなど、車が突っ込んでくる可能性も少なくはありません。
また、直線に延びる道路は三角地に似ており、「鋭利な何かが家に向かってくる」とも捉えられます。
こうした様々な事情から手放して、安く売りに出されている土地も多いですが、どんなに安くても手を出さないほうが無難でしょう。しかし、既にある土地でしたら、ご相談ください。
T字路の突き当りにある土地、風水では?
元来の風水では、道路は、人やモノが行き来することから幸運をもたらすものといわれます。道路も気の通り道と考えられるわけです。
気の通り道が交わるT字路や袋小路の突き当りにある土地なら、より幸運になるのでは?と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それは大きな間違い。道路の突き当りにある土地は気がぶつかる場所で、「当たりが強い」「攻撃される」などと捉えられる凶相なのです。
特に交差点側に玄関があると、凶相がより強くなるとされ、「肉体的・精神的な病に苦しむ」「破産する」といわれます。
路殺(路冲殺)の土地がいけない理由
風水では、T字路や袋小路のように道路が向かってくるような場所に建つ家のことを、「路殺(ろさつ)」または「路冲殺(ろちゅうさつ)」といいます。
この場合の「殺」は、邪気という意味。邪気が家に向かってやってくると捉えられ、「夫婦げんかが絶えない」「仕事運が悪くなる」などといわれます。
特に一直線に伸びる道路の場合、邪気が槍のように突き刺すとされ、よくないのです。現代なら、猛スピードで突っ込んでくる車が邪気だとすれば、イメージしやすいでしょう。
路殺の土地にもメリットはある
何となく手に出さないほうがよいと考えられる路殺の土地ですが、ここに住むメリットはいくつかあります。
例えば、道路があって開けているところですから、日当りがよいこと。南側にT字路があれば、明るい室内で過ごせるでしょう。方位によっては風通しもよく、過ごしやすいとも考えられます。
気になる路殺のデメリット
とはいえ、やはり気になるのが路殺の土地に過ごすデメリットの方ではないでしょうか。
もっとも危険に感じるのが、自動車などの交通事故。玄関を出ると、直進してくる車に遭遇しますので怖く感じるかもしれません。子どもの飛び出しには注意が必要でしょう。
特に夜間は、直進できると勘違いして突っ込んでくる車があるかもしれません。こうした不安から「精神的に不安定になり病気になりやすい」といわれます。
住宅街なら交通量は比較的に少なく、徐行して走るでしょうから、大きな事故が起きる可能性は低いでしょうが、交通量が多ければ可能性は高くなります。門の前に反射板を付けるといった対策も考えたいものです。
また、道路が西に向かって伸びている場合、西日が直接入ってきます。夏場だと室内が暑くなることも考えられますから、設計段階で対策しておきましょう。
T字路の突き当り(路殺)の対処
賢明なのは、路殺の土地には手に出さないこと。土地の価格が安いところもあるとはいえ、生活するうえでのメリットはあまりないのが実情です。
それでも、路殺の土地を何らかの事情で選ぶことになった場合には、T字路側に塀や生け垣などで線引きをしましょう。こうすることで、悪い気が直接入って来れなくなります。玄関を設けないことはもちろん、できるだけT字路の道路から建物を離して建築します。
土地に余裕があれば、T字路側に庭を設けるのも一手。花を植えれば、よい気が中和してくれるでしょうし、仮に車が突っ込んで来ても建物まで被害を及ぼすリスクを低減できます。
ただし、背が大きくなる樹木を植えるのはよくありません。陰陽学では花は陽でも、木は陰です。それに、突っ込んできた車が樹木を押し倒して建物に被害を与える可能性もあります。
すでに建物が建っているときは…?
T字路側に玄関を設けている建物の場合、できれば、道路の真向かいに玄関や門が来ないように移してください。塀や植栽を設けて、道路を通じてやって来る悪い気を防ぎます。
難しい場合は、カーテンを開けないようにすること。家具で仕切っても良いかもしれません。間取りでは、寝室をT字路側に置かないようにします。
また、鏡や八掛鏡を置いて邪気払いするのも検討しましょう。
路殺の対処も!風水専門家による家づくりセミナー!
千葉県君津市にある「もくもく村」という住宅展示場では、風水と家づくりに関するセミナーを随時開催しています。
講師はハウスメーカーの代表であり風水鑑定士の第一人者である山根維随(やまねいずみ)氏。正しい土地の選び方から、家族がいつまでも健康に暮らせる家づくりのポイントまで、知りたい情報を教えてくれるでしょう。
路殺を選んだときの対処もいただけるでしょうから、お悩みの方はぜひチェックしましょう!
監修紹介
NPO法人「幸せな家づくりの研究会」理事長 山根 維随
「家族を守る家」のつくり方をお教えします

もくもく村創始者
NPO法人「幸せな家づくりの研究会」
理事長 山根 維随
自身のシックビル症候群の経験から、住まいと健康との関係に興味を抱き、住宅事業に参入。化学物質による健康被害のリスクが少ない、自然素材の無添加住宅を提案しています。実体験で感じた、「家族が幸せに暮らすには、風水を取り入れることも大切」という考えのもと、風水の観点から見た土地の鑑定を含めた、「良い土地」探しから請け負い、「家族が幸せになれる家」のプランニングまで総合プロデュースしています。
山根氏が講師の家づくりセミナーは、風水だけではなく、素材の話から住宅ローンの話までの充実した内容を無料で聴講できる人気のセミナーです。
もくもく村(株式会社アンジコア)

https://www.mokumoku-mura.com/
株式会社アンジコアは、健康で幸せな家族のための家には風水も重要であると、風水を用いて設計した家づくりをしています。そのアンジコアが運営する「もくもく村」は、「健康で幸せな家族の在り方、暮し方・住まい方」を提案したいという想いから設立された、健康住宅に特化した住宅展示場です。場内には、天然素材のみを使用した、風水設計の無添加住宅など6棟を展示。漆喰や無垢、その他の自然素材が持つ心地良さを体感できます。
風水の理論を取り入れた住まいも、こちらの展示場で体感できます。
モデルルームのほか、子どもたちが自然のなかで遊べるアスレチックや遊歩道、園内で採れた野菜を使ったレストランなども完備し、週末を中心に多くの方が訪れています。
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